フリーランスになるなら知っておきたい青色申告

フリーランスになる場合、確定申告を行う必要があります。確定申告には白色申告と青色申告とがあり、白色申告よりも必要となる書類が多くなりますが、税制面での優遇措置も多くなるのが青色申告の特徴です。そのため、本格的にフリーランスとして活動していくのであれば、青色申告をおすすめします。詳しい青色申告のメリットはコチラのサイト(http://kyoukara-aoiro.com)をご覧ください。

青色申告は、誰でも自由に選択できるわけではありません。対象となるのは個人事業主で、フリーランスなどによる事業所得を持つ事業主をはじめ、アパート経営などで不動産所得がある事業主、そして山林を所有することで所得を得ている事業主などが該当します。個人事業主がこれらのカテゴリーから得た所得に対してのみ、青色申告が適用されます。

事業主がほかに投資の配当所得や会社からの給与所得があった場合、それらは青色申告の対象となりません。青色申告対象外の所得がある場合は、白色申告をしなければいけません。その他には、ギャンブルや宝くじ当選など一時的な所得、そのほか預貯金が生み出す利子所得、不動産の売買による譲渡所得なども、青色申告の適用外となります。普段は青色申告をしている個人事業主でも、対象外となる一時的な所得があった年には白色申告をしなければいけません。

また、青色申告は決められた期間内に申請書を提出し、承認されなければいけません。もしも期限を過ぎてしまった場合には、その年は白色申告となるので注意してください。

なお、青色申告では白色申告よりも専門的な簿記や会計の知識が必要です。しかし、自身が持つ知識レベルに自信がなくても、会計ソフトを導入することで、ミスが少なく完成度の高い帳簿付けが可能となります。